どうもミヤモトです。
今回はヤフオクで手に入れた8万円のen125-2a(約14400km)の、カスタムの記録を紹介しようと思います。
僕は普通二輪の免許を取得してファーストバイクとして逆輸入車en125-2Aを選びました。
もともとなんのバイクの知識もありませんでしたが、逆輸入車で個人取引だったので自分で故障やトラブルに対処しなくてはならず、その都度調べ対処していくと素人なりに、ある程度のことが分かるようになりました。
これから紹介するカスタムやメンテナンスに関してご自身でする場合、私個人としては一切の責任を負いませんので自己責任でお願いします。
これから初めて逆輸入車を購入する人や同じen125のオーナさんの参考になればと思います!
購入時の状態(2023/12)

購入時はウィンカーや消耗品以外純正の状態で、カスタムされている部分はなく見た目もきれいで目立った傷もなし。
教習車以外乗ったことがなかったので、状態がいいのか悪いのか判断ができませんでしたが、
- エンジンオイルがどろどろ
- キャブレターフロート室からのガソリン漏れ
- ブレーキパッドの摩耗
- バッテリーの劣化
があったことが後に分かります。
キャブレターガソリン漏れ(2023/12/27)


通学や通勤の際になぜかガソリンの臭いがしていて、当初はキャブレターかFIかすら知りませんでした。
調べていくとキャブレターのガスケットが劣化していて、そこからガソリンが漏れていることがわかり交換すると漏れなくなりました。
デイトナDユニット&USB電源(2023/12/28)


長距離ツーリングを初めてしてみて、やはりUSB電源がないと途中でナビが使えなくなくなるのが不便で、デイトナD-UnitをACC電源につなぎ電装系を簡単に取り付けられるようにしました。
D-Unitのギボシ端子をUSBポートの端子とつなぎ使えるようにしました。
※ACC電源はウィンカーリレーからとりました
短絡でバッテリー上がり?(2024/1/7)
画像はありませんが、バイト先に面接に行った際にキーを抜いているのにセルが回りバッテリーが死にました。面接後に押して近くのバイク屋にもっていくと、バッテリーを交換したら直ったと言われ未だに原因不明の症状。当然ながら今後は門前払い。
バッテリーが弱っていると起きるトラブル?
クラッチレバーブラケット破損(2024/2/11)


風が強くサイドスタンドが閉じクラッチレバーのブラケットが根元から破損。
後日、楽天の互換品を購入し交換。
エンジンオイル&フィルター交換、チェーン清掃(2024/5/7)



これも人生初めてのオイル交換。
オイル窓から見てそれが普通と比べ黒いのか区別がつかなかった。
なぜかタコメータが4500rpm以上上がらず、エンジンブレーキがちょっとでも減速すると強烈にかかりガックガックするので、原因はオイルかと思い方法を調べフィルターとともに交換。
交換後すべて解消され13000rpmまで吹き上がるようになった!
ちなみにオイルはhondaG1オイル、フィルター(アドレスV125代用)、パッキン(フィラ用3.1×16.8,ドレンボルト用アルミ14mmx22x2.0,フィルターの蓋2.4×52.6,フィルターの奥1.9×1)をついでに交換した。
パイロットジェットなめる(2024/5/23)

これはgn125界隈では有名なカスタムらしいのだが、キャブレターのパイロットジェットを12.5(純正)から15に交換すると中回転域のトルクが良い具合にアップするらしいのだ。
と早速外そうとすると鉛筆の黒鉛を削ったような感覚がマイナスドライバーに伝わってきた。
はい、溝が削れて取れなくなりました(笑)
皆さんも取るときは細心の注意を払って、なるべく横ではなく縦に力が加わるようにすることをおすすめします。
オイルクーラー取り付け(2024/5/30)



en125のパワーバンドは9000rpmであり、長距離であればあるほどエンジンが焼き付く恐れがあると判断し外付けオイルクーラーをaliexpressにて5000円で購入。en125用のカスタムパーツは基本的にないのでgn125に適合するものを選んだ。
en125はgn125の後継機でエンジンがほとんど同じものなので、博打で買ってみたら上手く付いた。流動量が増えるので、オイルを200mlほど多めに入れる(元は1100ml)。
外見が無骨になるので個人的に好きなカスタムかもしれない。
※オイルクーラーをつける作業をするときはオイルを一旦抜いてから
フォグランプ取り付け(2024/6/29)


amazonで5000円ほどの40wフォグランプを購入。
長距離ツーリングやキャンプツーリングで夜の山道では純正のバルブだと暗すぎて危ないと判断。
三又スイッチに配線を組みギボシ端子に変更しD-Unitに取り付け。
だいぶ明るいが光軸調整がしずらい。
ディスクブレーキパッド交換(2024/7/20)

en125に乗りたての頃はエンジンブレーキの使い方が分からず、とりあえず利きのいいフロントブレーキを多用していた。
しかし利きが弱くなってきたのでピストンからパッドを外すと、ほとんど片方のパッドはすり減っていてディスクもかなり消耗していたので、amazonでen125用を購入。
消耗品の類は中華通販でも問題ない気もする。
フォークブーツ取り付け(2024/8/6)


カスタムの中で二番目に面倒だったのが、このカスタムである。
フォークブーツは一見取り付けるのに苦労しなさそうだが、ゴムを切らずに取り付けるのは想像以上につらかった。
なんでも初めてなのでバイクのジョッキもなく、電子レンジと板で代用している。
サーモバンテージ(2024/8/10)



サーモバンテージはオカルトチューンと言われるほど効果はないようだが、僕はドレスアップ目的でつけることにした。
2stならば効果があると知らないおじさんに聞いたことはあるが、真偽は定かでない。
この取り付け作業がカスタムの中で一番面倒で苦痛だった。勿論のこと、手袋をして巻き付けたが服に知らず知らずのうちに刺さりまくっており、毛虫に刺されたような痛みが1週間とれなかった。もう二度としたくない作業である。
大破(2024/8/17)

事故に遭いフロント部分のすべてとウィンカー、ABS素材のカウルなどが破損。配線は切れておりセルは回らない状態になった。メーター類も押しつぶされており、使い物にならなくなってしまった。
これが住所とは遠い県で起きたことで、ファミリーバイク特約にレッカー保障はない。
結局、トラックを借りて家まで運ぶことにした。
必要な部品・配線の解析(2024/9/2)



破損した部位をすべて取り外し、どこが交換が必要か、どこが断線しているか、どのようにつながっていたかを分解して調べた。
どうやらen125-2aは新旧で配線の色が変わっているらしく、少し手間取ったが理解できた。
復旧作業①(2024/9/10)



パーツが中国から届いたので、復旧作業を進めていく。
メーターはおそらく偽物。
見てくれは一緒だけどつくりが純正に比べかなり安っぽく、マイルメータのリセットノブがすでに折れていたりした。配線の色も少し異っている。



ハンドルグリップとメーター、ハンドルバーを付けるだけでもかなり直った気がする。



次に配線を組みなおす。
スイッチボックスはぐちゃぐちゃになっていたので、分解しアロンアルファとはんだ付けでなんとか修繕することができた。
復旧作業②(2024/9/11)


二日で復旧できてしまった…
セルも正常でエンジンも動く。ただ、左のスイッチボックスのねじ穴が馬鹿になっているので、チョークワイヤーがしっかりと固定されておらず、時々アイドリングが不安定になる。
それ以外は以前と変わらず使えることが確認できた。
ヘッドカウル(2024/11/21)

aliexpressで適当に見つけたカウルを装着。
いい具合にカフェレーサーぽい見た目になったが、セパハンではありません。
サイドパニアケース(2024/11/29)


汎用ステーと両サイドパニアケースのセットをタオバオ新幹線にて4万で購入。
リアキャリアステーとシート下のフレームの穴に無理やりボルトを通し固定。
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フルパニア化(2024/12/18)


amazon7000円リアパニア65Lを装着。
ついでに転倒時の保険にEN125純正エンジンガードを装着。見た目の前後のバランスがよくなった気がして気に入っている。
現在(2025/3/29)
写真がないが、エアーフィルターをパワーフィルターに交換し、キャブレターはパイロットジェット#12.5のメインジェット#115に変更。
加えて全体的に高回転仕様にしており、長距離ではずっと9000rpmのパワーバンドを維持して走るためドライブスプロケットを14Tから15Tにハイギヤード化させている。また回転数が9000rpmまであがらないとトルクが出にくいので、アイドリングを6500~7000あたりにして過剰積載時の発進がはやく行えるようにしています。
これらのカスタムのおかげで勾配のある峠道で60km/hは過剰積載時であっても出すことが可能になっています。

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