以下を目的としている人をこの記事の対象としています。
- 日本一周(野営、キャンプ、自炊)
- 長距離ツーリング(3泊以上)
- キャンプツーリング
どうもミヤモトです。
長期間のバイクの旅で積載を多くしたいけど、まず何を用意したらいいのか分からない。
今回はそんな方々のために基本的な積載装置を紹介します!
シートバック&サイドバック

特徴:
- 取り付けが簡単:加工不要
- 比較的軽量:5kg以下がほとんど、機動力を損なわない
- 容量が調整可能:サイズを拡張できるモデルがある
- デザインを損なわない:コンパクトなデザイン
その名の通り、バイクのシートに取り付けるタイプの収納バッグで、
ハードタイプ・ソフトタイプがありハードタイプであっても比較的軽量です。
デメリットとしては取り外しやすいために盗難されやすいことです。ファスナー部分を南京錠で固定できる構造が多いですが、固定している元がバックルなので簡単に外されてしまいます。
盗難被害にできるだけ遭いたくない方は、施錠ができるパニアケースを選ぶとよいかもしれません。
おすすめ
個人的なおすすめはTANAXのシートバックで、用途に分けられたシリーズが用意されています!
ミニフィールドシートバッグ
- 容量:19~27L
- 特徴:日帰りから1泊程度のツーリングに最適。コンパクトながら容量調整が可能で、レインカバーやショルダーベルトが付属しています
キャンピングシートバッグ2
- 容量:59~75L
- 特徴:長距離ツーリングやキャンプに最適な大容量モデル。荷物をしっかり収納できる設計で、耐久性も高い
ユーロシートバッグ
- 容量:14L
- 特徴:普段使いに適したサイズで、軽量かつ取り付けが簡単。防水機能はないため、レインカバーが付属
ホームセンターボックス(通称:ホムセン箱)

特徴:
- 低価格:2,000円程度、固定具を含めても5,000円以内
- カスタマイズ性:ステッカー、塗装、加工など気兼ねなくできる
- 防水性
- 比較的軽量
ホムセン箱(ホームセンターで購入できる収納ボックス)は、加工が必要になりますがコスパゆえにバイクの積載アイテムとして人気があります。
どのホームセンターにも売ってあり種類も豊富ですが、人によっては好みが分かれます。また加工次第では施錠できるのである程度の防犯対策も可能です。
パニアケース(リア・サイド)

特徴:
- 鍵付きセキュリティー:盗難防止機能があり、安心して荷物を収納可能
- 耐久性:頑丈な素材で作られており、長期間使用可能
- デザイン性:バイクのスタイルに合わせた選択肢が豊富
パニアケースは高価ですが頑丈で防犯性能も高く、旅先で安心できるメリットがあります。
低排気量のバイクだと適合するサイドキャリアやサイドパニアケースがほとんどありません。なので低排気量バイクの場合はソフトサイドバックをつけることをお勧めします。
どうしてもつけたい方は大手中華通販サイト(aibaba,aliexpress,taobao等)で汎用ステーとパニアケースを購入すると5万程で一式買えるのでお勧めします。アメリカンやネイキッドだと適合する可能性が高いです。
モールシステム

モールシステム(MOLLE System)は、バッグやベストなどに取り付けられたナイロン製の帯を利用して、ポーチやアクセサリーを自由に取り付けられる仕組みです。tanaxのシートバックや多くのアウトドア製品に採用されています。
特徴:
- 利便性:道具や小物の取り外しが楽
- 汎用性:キャンプ、釣りなど目的に応じて装備を換装できる
中華パニアケースやホムセン箱を加工してモールパネルをつけると非常に道具の管理がしやすくなり、モールポーチやバックで状況に応じて積載を増やすこともできます。
まとめ
今回は多くのバイカーが使用する積載方法を紹介しました。
パニアケースやホムセン箱は防犯性能が高いので、徒歩でも観光する方にお勧めです。
また観光はせずバイクからあまり離れないという方は、ソフトシートバックなどの軽量のものを選ぶことで走行性を低下させずツーリングが楽しめるでしょう。
よろしければ著者のEN125のカスタムを参考にしてください!
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